小豆島町立苗羽小学校
Nouma Elementary School
せんせあそぼの像 二十四の瞳映画村
せんせあそぼの像 二十四の瞳映画村
作品名「わたしの大すきな味」柴田いろはさん
この作品は、いろはさんのおじいさんとおばあさんが、代々受け継がれてきたつくだ煮屋さんで、心を込めて、おいしいつくだ煮をつくっている様子が表現されています。特に、いろはさんの大好きな、「こもちきくらげ」のつくだ煮の作り方や食べ方を書いたあたりの文章は、読んでいるだけで「食べてみたい」という気持ちになります。大きな鍋でつくだ煮を作る仕事が大変になってきているけれど、小豆島に来た人が、つくだ煮を食べて「おいしい」と言ってもらうために、頑張っていること、そのために、いろはさんも一生けん命お手伝いしている様子も書かれています。おじいさんやおばあさんのつくだ煮に対する思いや小豆島に対する思いを身近で感じながら、いろはさんは自分にできることを見つけようとしています。 作品名「わたしの家族はビール一家」中田夏帆さん 中田さんの作品は、お父さんが作る「まめまめびーる」の名前の由来から、ビールを作ろうと思ったきっかけ、ビールづくりの様子など、お父さんとの楽しい会話を通して書かれています。また、お料理上手なお母さんがつくる絶品おかずがお父さんの作るビールとよく合うこと、そしてそのお父さんの作ったビールがインターナショナルビアカップで金賞を受賞したときの家族の喜びも生き生きと表現されていました。「世界中でお父さんのビールを飲んでもらいたい」という夏帆さんの思いとは違い、お父さんは、「たくさんの人に飲んでもらいたいけれど、小豆島に来て飲んでもらいたい、ここで飲むからこそ、おいしいビールをつくたい」というお父さんの強い思いを知り、夏帆さんは、自分ができることでしっかり応援しようと思っています。